コロナ禍の今だからこそ『チーズはどこへ消えた?』を読み返してほしい
こんにちはカブンツェルです。
今回はコロナ禍の今だからこそ読み返していほしい『チーズはどこへ消えた?』を紹介したいとおもいます。
この本はアメリカ合衆国の医学博士、心理学者であるスペンサー・ジョンソンが著した童話で、全世界でロングセラーとなっています。
1 あらすじ
2 変わらないことのリスク
3 コロナ禍において時代はスピードを上げて変わろうとしている
1 あらすじ
この物語は小人のヘムとホー、ネズミのスニフとスカリーこの2人と2匹が迷路の中でチーズを探し求める物語です。
その小人とネズミはその迷路のの中で試行錯誤しながら、チーズのたくさんある場所を見つけ出します。
そこで彼らはチーズを食べて幸せな日々を過ごすのですが、しばらく経ったある日それらのチーズは全てなくなってしまいます。
ネズミたちは以前からチーズがだんだん少なくなっているのに気が付いていて、チーズがなくなると、状況が変わったのだから自分たちが変わらなければと思い直ちに新たなチーズを探しに出かけチーズを見つけ出すことができます。
しかし小人たちは日々の少しの変化に気づいておらずチーズがなくなった現実に絶望し、またネズミと自分たちとでは賢さが違うと過信し、この状況を無駄に分析してみたりするのですが一向にチーズは戻ってきません。
そんななか小人のホーがこのままではいけないと考えを改め、勇気をだして再びチーズを探し求めるため迷路の中に足踏み入れたのです。
ホーはヘムに再びチーズを探しに迷路に行こうと誘ったのですが、ホーはチーズ見つからなかったらどうするんだなどと理由をつけてその誘いを断り、その場に居座り続けます。
その後ホーはそのチーズを探す過程すら楽しみながら、すでにネズミたちのいるチーズの場所までたどり着くことができたのです。
2 変わらないことのリスク
この物語で語られているのは、変わらないことのリスクです。
私たちをとりまいている環境は刻一刻と変化しています。
・変化にいち早く気づいて、即座に行動に移せる者
・変化には気づいているが、行動に移せない者
・変化に気づけなくて行動できない者
など事象に対する対応は人それぞれです。
これからの時代において、それぞれ小人の対応をするかネズミの対応をするかで大きな差がうまれてしまうと思います。
3 コロナ禍において時代はスピードを上げて変わろうとしている
コロナ禍において国際情勢や社会システム、などの私たちをとりまいている環境が急激に変わろうとしています。
この変化に対応できた人が成功し、できなかった人が取り残される。
これからはそんな状況が顕著になって、それが格差となていきそうな気がします。
私も積極的に情報収集し、その変化にいち早く気づき、直ちに行動できるよう『チーズはどこへ消えた?』を教訓としていこうとおもいます。